epiユーザーのログイン方法(2010/05/21)
2010年5月19日
16:12
ここではアカウント名としてshimoをつかいますが,鈴木さんならshimoをsuzukiに読み替えてください.Windowsの端末ソフト puttyをつかってepi00へログインしてみます.puttyを起動して,ホスト名にepi00(またはIPアドレス192.168.40.140)を入力してEnterを押すかまたは「開く」をクリックします.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:37
つぎのPutty セキュリティ警告がでます.最初に鍵を登録するためなので,「はい」を選びます.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:39
login as:に対して,アカウント名(ここではshimo)とパスワードを入力します.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:40
これでログインできました.他のノードへログインするにはパスワードなしでsshがつかえます.ssh epi01とすれば,epi01にログインします.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:44
ログアウトするにはexitとします.ここではexitが2回必要ですね.puttyの話はこれでおしまい.
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次にファイルのコピー方法について説明します.一番簡単なのは,Windowsのファイル共有を利用します.Windowsパソコンで「ネットワーク」をひらいてください.(もしかしたらGROUPをSHIMODAIRAに設定したほうがよいかもしれない)
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:53
ここでEPI00とEPI01がみえます.epi00をクリックしてみます.(下図はepi01に接続したときでした)
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:57
epi00のユーザ名とパスワードを入力してください.アカウント認証をすると,つぎのようになります.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:54
shimoをクリックすれば,こんな感じでファイルがみれます.ウィンドウズでドラッグすればコピーも普通にできます.ここではsample.txtをWindowsからepi00にコピーしてみました.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:23
ココまでくるには,フォルダ名を\\EPI00\shimo としてもよいです.同様にepi01をみてみます.\\epi01\shimoとすればアクセスできます.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:17
epi00とepi01を比べると分かりますが,すこし違います.これらは別々のディレクトリです.つまりepi00のホーム(これをepi00:/home/shimoと書く)とepi01のホーム(epi01:/home/shimo)は別のものです.それぞれ別の仮想コンピュータなので,当然です.
puttyでepi00とepi01にログインしてみると
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:26
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:27
のように違います.しかしepi01からepi00のファイルを見ることができます./nfs/epi00/shimoとすれば,つねにepi00:/home/shimoをアクセスできます.(epi00がパワーオンしてなければ,もちろんみえないけど)
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:28
ぎゃくにepi00からepi01をみるには/nfs/epi01/shimoです.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:30
それでは作業ディレクトリworkをepi00につくり,どのノードから見てもそれをwork00として扱う方法を説明します.epi00でmkdir workとして,そこへsample.txtをコピーしておきます.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:35
つぎに ln -s /nfs/epi00/shimo/work work00 とすると,work00がepi00:/home/shimo/workを参照するようになります.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:37
つぎにepi01でも ln -s /nfs/epi00/shimo/work work00としておきます.これでepi01でもwork00とするだけで,epi00:/nfs/home/shimo/workが参照されます.つまり,どのノードで作業していても,同じ場所,同じ内容になります.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:40
このwork00のなかで作業をしていれば,epi00でもepi01でも,つねにepi00にあるファイルをアクセスすることになります.
コメント: 一般的なPCクラスタだと,そもそも各自のホームが同じ場所になる設定をしてあるのですが,epiクラスタではあえてホームは各ノードで別々にしてあります.各ノードはみなさんが使うパソコン上の仮想マシンで実行されているので,いつも安定してパワーオンされているとは限らないからです.どれか中心的なノードを設定したくないので,完全に対称な構成にしてあります.ここではepi00を「本拠地」にする説明を書きましたが,epi00がいつ電源を切られるか分かりません.ですから,自分の「本拠地」は,自分のパソコン上で動いている仮想マシン(たとえばepi05など,各自で違うノードになっているはず)を使ってください.大事なファイルは,他のノードにコピーしてバックアップをとっておいた方がよいです./nfs/epi00/shimo, /nfs/epi01/shimo, /nfs/epi02/shimoなどで,他の仮想マシンにアクセスできます.
たとえばepi00のworkをepi01にそっくりコピーしてみます.cd [enter]でホームに移動したあとにcp -a work /nfs/epi01/shimoとすればよいです.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:53
epi01のホームをみてみます.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:53
これでepi00にあったworkがepi01にバックアップされました.この段階で,Windowsからみてみます.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:55
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 17:55
workをクリックすれば,そのなかへ入っていけます.しかしwork00はできません./nfs/...のさす内容はWindowsからは参照できないので,各ノードで直接見る必要があります.これでコピーの説明はおわり.
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ためしに外部のマシンから,epi00にログインしてみます.
kumaからepi00へログインしてみます.
#注意: しかし同じ方法がkielからepi00へログインするときに使えなかった.sshのバージョンとか設定の問題かもしれない.現状では,kiel->kuma->epi00とするか,もしくはkielにsshの秘密鍵,epi00に公開鍵をおけば直接kiel->epi00とできると思う.でもkielのような公共のマシンに秘密鍵はおきたくないので,とりえず自分はやりません.対応はあとで考えます.
kumaにまずログインして,そこでssh epi00と入力します.ここではkumaのshimoからepi00のshimoへログインしたのでssh epi00でよかったのですが,もしkumaのsuzukiさんがepi00のshimoへログインするなら,ssh shimo@epi00のようにユーザー名を指定します.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 15:57
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#ここから sshの公開鍵をepi00にコピーする話です.sshが分からなければ,とりあえず飛ばしてください.
一度kumaにもどって.ssh/authrorized_keysをepi00に送ります.(いずれにしても,さっき説明したWindowsのファイル共有で,Windowsからアクセスして公開鍵をコピーしたほうが楽ですね.)
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:06
またepi00にて,.ssh/authrorized_keysに移動しておきます.
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:06
すると次にkumaからepi00にログインするときは,パスワードではなくsshのパスフレーズ入力でログインできます.(kuma側で適切に設定しておけば,パスフレーズを何度も入れる必要はなくて,とても楽です.)
画面の領域の取り込み日時: 2010/05/19 16:09